「赤ちゃんが欲しい」と思った時に、まず大切にしてほしいこと
「街で見かける赤ちゃんが、たまらなく愛おしく見える」 「友人の妊娠報告を聞いて、嬉しい反面、心が少しざわついてしまう」 「自分たちの生活に、新しい家族が加わる未来を毎日想像している」
「赤ちゃんが欲しい」という願いは、女性にとって、そしてパートナーにとって、とても自然でエネルギーに満ちたものです。その純粋な想いは、新しい命を呼び寄せるための大切な種火になります。
けれど、妊活を続けていると、その想いがいつの間にか「義務」や「焦り」に変わってしまうこともありますよね。今日は、赤ちゃんを迎え入れるための「心の余白」と「体の準備」について、由紀子先生と一緒に考えてみましょう。
1. 「欲しい」という気持ちを、丸ごと認めてあげる
まずお伝えしたいのは、「赤ちゃんが欲しい」と強く願う自分を、そのまま受け入れてあげてほしいということです。
「執着しすぎると良くない」なんて言葉を聞いて、自分の気持ちを抑え込もうとしていませんか? そうではなく、「私はそれほどまでに子供を愛したい、育てたいと思っているんだな」と、自分の愛情深さを誇りに思ってください。自分の気持ちに素直になることで、心に溜まった緊張がふっと解けていきます。
2. 赤ちゃんが「居心地いい」と感じる体づくり
赤ちゃんは、温かくて、ゆったりとした場所が大好きです。あなたの体という「最初のお部屋」を、最高に居心地の良い状態に整えてあげましょう。
「気」と「血」を巡らせる
東洋医学では、生命エネルギーである「気」と、栄養を運ぶ「血(けつ)」がスムーズに流れていることが妊娠の基本です。
- 冷えを取り除く: 特に下半身(足首、お尻、お腹)を冷やさないように。
- 深い呼吸: ストレスで呼吸が浅くなると、骨盤内の血流も滞ります。1日5回、ゆっくり深呼吸するだけで「気」が巡り始めます。
3. 「今、この瞬間」の幸せも大切にする
「赤ちゃんができたら、あれをしよう」「これができるようになる」と、未来のことばかりを考えて、今の楽しみを後回しにしていませんか?
実は、お母さんが「今、幸せだな」「楽しいな」と感じている時に分泌されるドーパミンやオキシトシンは、生殖ホルモンを活性化させる最高のスパイスです。
- 好きなものを食べる
- 趣味に没頭する
- パートナーと手を繋いで歩く
そんな何気ない日常の幸せを味わうことが、赤ちゃんを迎え入れるための一番の近道になるのです。
メッセージ
「赤ちゃんが欲しい」という願いが叶うまでの時間は、あなた自身が「自分の体を世界で一番大切にする期間」でもあります。
なかなか結果が出なくて苦しい時は、どうか一人で抱え込まないでください。鍼やお灸は、あなたの体が本来持っている「育む力」をサポートするためにあります。
あなたが笑顔で、ポカポカと温かい毎日を過ごせますように。 その先に、愛しい赤ちゃんの産声が待っていることを、私も心から信じています。