6.認知症について

認知症

脳の病気と言われています。

認知症の症状として、中核症状;記憶障害(物忘れ)、見当識障害(時間、日付など)、実行機能障害(料理などの手順など)理解判断力の障害などから、

周辺症状;妄想、幻覚、徘徊など生活に支障をきたすような症状が挙げられます。

もちろん、鍼お灸で認知症が治ります。とは言い難いのですが、

施術を受けることで、認知機能の低下予防、周辺症状の緩和、日常生活の改善の可能性があることをご存じでしょうか?

 

例えば、

認知機能の低下から身体の不快を相手に訴えることが難しい認知症の症状の方がいるとします。

その方は、実は、排便コントロールがうまくできず、便秘で、身体に不調を抱えていたとします。

ご本人の身体の状態は、便秘→おなかが張る→不快→不快であることを言葉にできない→落ち着かない→うろうろする→イライラする

という悪循環に陥ります。

介護者側は、本人が不快に思っていることがわからず、落ち着かずうろうろしてしまう行動を理解できず、困惑する。

ここで、

ご本人への排便へのコントロールをはりきゅうの施術を受けることで改善されるとどうでしょう。

ご本人;排便がスムーズに行われる→不快がなくなる→落ち着きをとり戻す→穏やかに生活できる

そのうえ、認知機能への効果も期待できるとなると、はりきゅうを受けてみたくなりませんか?

 

ご本人のこれまでの生活習慣や生活環境、認知機能の状態などをお伺いして、お身体への不調の改善を図るとともに

認知症の症状に効果が期待できるといわれる、三焦鍼法(一般社団法人老人病研究会)という方法を用いて施術を行います。

 

また、介護者の方も、自身のことは後回しで、実はお身体に不調を抱えていらっしゃる方も少なくないと思います。

介護者の方が、心身ともに健やかに過ごされることも大切だと考えますので、

お困りごとなど、ご相談いただけますと幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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