認知症ケアのパートナーとして:鍼灸師ができること
「認知症だから、もう何もできない……」と諦めていませんか? 私たち鍼灸師は、単に「ツボにはりを打つ」だけではありません。
東洋医学の視点から、認知症に伴う不安感や不眠、意欲の低下といった「周辺症状(BPSD)」を和らげるお手伝いをしています。
大切にする「心と脳」のつながり
認知症ケアにおいて、特に重視しているのは「脳の血流」と「自律神経の安定」です。
特に三焦鍼法(さんしょうしんぽう)は、全身のエネルギー循環を整えることで、脳へのアプローチを可能にする優れた技法です。ツボへの刺激は、脳の活性化を促し、穏やかな表情を取り戻すきっかけになります。
鍼灸師は「暮らし」を支えるサポーター
認知症の方にとって、言葉でのコミュニケーションが難しくなることもあります。しかし、鍼灸による「触れるケア」は、肌を通じて安心感を伝えます。
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夜ぐっすり眠れるようになる
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表情が明るくなる
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食欲が出てくる
こうした変化の積み重ねが、ご本人の尊厳を守り、介護に携わるご家族の負担を減らすことにも繋がります。由紀子先生と一緒に、東洋医学で「穏やかな日常」を作っていきましょう。