鍼灸治療に関すること

整体、整骨、接骨、鍼灸 違いについて

皆さんこんにちは

今年で10年間、鍼灸師の教員をしているかわぐちが、整体、整骨、接骨、鍼灸の違いについてご説明します。

この中で一番知名度があると思われる「整体」からご説明いたします。整体は、身体を整えることなどを治療目的とするもので結論から言うと、民間資格です。つまり整体師は国家試験でなく、民間の講習などを受けると誰でもなることができます。よって誰でも少し勉強をすれば整体師になることができるんです!!

次に「整骨」について説明いたします。整骨とは、「柔道整復師」が仕事をする治療院のことを言い、整骨院や接骨院と呼びます。厳密にいえば、骨接ぎ(ほねつぎ・骨折治療)を主な業(仕事)にしていますので、接骨院が正式な名前になります。柔道整復師は、国家試験免許となり2024年は3月3日に試験が行われます。

最後に「鍼灸」について説明いたします。鍼灸とは、「はり師」と「きゅう師」の国家試験免許を持つヒトのことをいいます。2024年は2月25日に国家試験が行われました。国家試験を終えた学生さんは、お疲れさまでした!!

「はり」や「きゅう」を仕事に出来るのは、鍼灸師か医師のみとなります。ヒトの身体に鍼を刺し、直接患部を刺激できるのは限られたヒトのみなんです。また、患部に直接アプローチできるので、柔道整復師や理学療法士、薬剤師など他の医療免許を持つヒトが鍼灸学校に通うことも近年では増えています。

以上、今回は治療院にまつわる免許についてお話ししました。今後も少しずつお話をアップしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

幸温灸院

河口弘幸

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