妊活(不妊治療)

不育症を乗り越える体質改善:東洋医学で「育む力」を底上げするヒント

不育症を乗り越える体質改善:東洋医学で「育む力」を底上げするヒント

「せっかく授かったのに、また……」 「検査では異常がないと言われたけれど、どうして?」

不育症という壁にぶつかったとき、自分を責め、出口のない迷路に迷い込んだような気持ちになるかもしれません。現代医学の検査で原因が特定できる場合もありますが、中には「原因不明」とされるケースも少なくありません。

東洋医学では、こうした状態を「体内のエネルギー不足」や「血の滞り」として捉え、体質を根本から整えることで、赤ちゃんを維持する力を養っていきます。

1. 東洋医学で考える不育症の3つのタイプ

東洋医学では、不育症を主に以下の3つの体質的な要因から考えます。

① 「腎(じん)」の不足:生命力の弱まり

「腎」は生命エネルギーの貯蔵庫です。ここが不足していると、赤ちゃんを支える基礎体力が足りず、妊娠を継続するのが難しくなります。

  • 特徴: 足腰がだるい、耳鳴り、冷えが強い。

② 「脾胃(ひい)」の虚弱:持ち上げる力の不足

食べたものからエネルギーを作る力が弱いと、内臓を正しい位置に保つ作用が弱まります。

  • 特徴: 疲れやすい、食後すぐ眠くなる、内臓下垂気味。

③ 「お血(おけつ)」:血の巡りの停滞

子宮周辺の血流が悪いと、赤ちゃんに十分な栄養が届かず、胎盤がしっかり育ちません。

  • 特徴: 生理痛が重い、肩こり、あざができやすい。

2. 鍼灸による「育む力」の体質改善

鍼灸は、特定の症状を抑えるだけでなく、全身のバランスを整えて「子宮環境」を豊かにするお手伝いをします。

  • 子宮の血流を最大化: お尻の「仙骨(せんこつ)」周辺や、足のツボ(太渓・照海など)を刺激し、子宮内膜を厚く、質の良い状態へ導きます。
  • 自律神経とホルモン ストレスで緊張した脳を緩め、妊娠維持に必要なホルモンがスムーズに分泌される環境を作ります。

3. 今日からできる!セルフケアのポイント

体質改善は、日々の小さな積み重ねから始まります。

  • 「黒い食材」で腎を補う: 黒豆、黒ごま、ひじき、海苔などは、生命力を高める「腎」の栄養になります。
  • 23時までには布団に入る: 「血」は寝ている間に作られ、浄化されます。質の良い睡眠は、どんなサプリメントよりも不育症対策に有効です。
  • 仙骨を温める: 毎日、お尻の真ん中の平らな骨(仙骨)をカイロやシャワーで温めましょう。子宮へのダイレクトな血流ケアになります。

メッセージ

不育症の治療は、時に孤独で、ゴールの見えないマラソンのように感じられるかもしれません。でも、あなたの体には「自ら癒え、新しい命を育む力」が必ず備わっています。

今は少し、体を休ませてあげる時期。 鍼灸では、体を休めて整える役割もあります。

あなたが心からリラックスして、「次は大丈夫」と思える日が来るまで。私はあなたの体質改善のパートナーとして、ずっと隣で支え続けます。

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