流産後の心と体を癒し、次の一歩を支える「産後ケア」としての鍼灸
赤ちゃんを失った悲しみの中で、ご自身の体のケアまで手が回らない方も多いのではないでしょうか。けれど、流産後の体は、出産と同じくらい大きな負担がかかった状態と考えます。
今のあなたに必要なのは、まず自分を責めるのをやめ、傷ついた心と体を丁寧に癒してあげることです。
1. 流産後の体を「整える」ことが大切な理由
流産後は、妊娠を維持しようとしていたホルモンバランスが急激に変化し、子宮も元の大きさに戻ろうと激しく活動しています。この時期にケアを怠ると、血行不良(お血)が起きやすく、その後の生理不順や冷え、次回の妊活への影響が出てしまうことがあります。
鍼灸は、この「産後のリカバリー」を早めるための、非常に優しいアプローチをします。
2. 鍼灸がサポートできる3つの回復
① 子宮の回復と血流改善
鍼灸で骨盤周りの血流を促すことで、子宮内膜の修復を助け、子宮内に残った不要な血液(お血)の排出をスムーズにします。これにより、次の赤ちゃんを迎えるために早く整えることができます。
② 自律神経の安定と深い眠り
大きな喪失感やショックは、自律神経をひどく乱します。交感神経が優位になりすぎて眠れない、食欲がないといった状態を、鍼灸の心地よい刺激で副交感神経へとスイッチ。深いリラックスを促し、心の回復を支えます。
③ ホルモンバランスの再構築
急激に変化したホルモン系に働きかけ、生理周期を正常なリズムに戻していきます。
3. メッセージ
「また赤ちゃんが来てくれるかな」という不安は、今はまだ抱えたままで大丈夫です。まずは、あなたの体を温め、自分自身を慈しんであげてください。
当院は、あなたが静かに涙を流せる場所でもあります。 言葉にならない思いを吐き出しながら、少しずつ、少しずつ、心と体の足並みを揃えていきましょう。
あなたが再び笑顔になれる日まで、私はずっとそばにいます。