鍼灸治療に関すること

佐賀県鳥栖市で季節の変わり目に悪化する腰痛にお悩みの方へ:なぜ寒暖差が影響するのか

佐賀県鳥栖市周辺にお住まいの皆様、季節が春から夏、秋から冬へと移り変わる時期に、決まって腰の重だるさや鋭い痛みを感じることはありませんか?「昨日は平気だったのに、急に冷え込んだ今朝から腰が伸びない」「ギックリ腰になりそうな不安がある」といったお声は、幸温灸院にも多く寄せられます。

なぜ、特定の季節ではなく「変わり目」に腰痛が悪化するのでしょうか。そこには人間の体が持つ「体温調節機能」と「自律神経」、そして「筋肉の性質」が深く関わっています。本記事では、季節の変わり目における腰痛の原因を解き明かし、当院が提案する根本的な改善方法とセルフケアについて解説します。


1. 季節の変わり目に腰痛が起きる「3つの主な原因」

① 自律神経の乱れと血流不足

季節の変わり目は、1日の中での寒暖差(最高気温と最低気温の差)が激しくなります。私たちの体は、自律神経を使って体温を一定に保とうとしますが、気温の急激な変化が続くと、この自律神経が過剰に働き、疲弊してしまいます。

自律神経が乱れると、血管の収縮・拡張がスムーズに行かなくなり、全身の血流が悪化します。特に腰回りは太い筋肉が多く、血流が滞ると筋肉に酸素や栄養が届かなくなり、硬く縮こまってしまいます。これが「季節の変わり目の重だるい腰痛」の正体です。

② 「冷え」による筋肉の硬直

東洋医学において、「冷え」は万病の元とされます。特に秋から冬への移行期や、春先の花冷えの時期は、私たちが自覚している以上に体が冷えています。

気温が下がると、体は熱を逃がさないように筋肉をギュッと硬くします。腰を支える大きな筋肉である「大腰筋(だいようきん)」や「広背筋(こうはいきん)」が硬くなると、骨盤の動きが制限され、少し動いた拍子に「ギクッ」と痛めるリスクが高まります。また、足元からの冷えは経絡(けいらく)を通じて腰へと伝わり、慢性的な鈍痛を引き起こします。

③ 気圧の変化(気象病)

季節の変わり目は低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わります。気圧が下がると、体内の細胞が膨張し、神経を圧迫したり、炎症物質が分泌されやすくなったりします。これにより、以前痛めた古傷が痛んだり、腰の神経が過敏になったりすることが科学的にも証明されつつあります。


2. 腰痛を悪化させないための生活習慣(セルフケア)

「季節の変わり目だから仕方ない」と諦める前に、自宅でできる対策を徹底しましょう。

骨盤運動「ペルビックチルト」の習慣化

腰痛予防には「骨盤の角度」が非常に重要です。

  • 椅子に深く腰掛け、骨盤を後ろに倒して背中を丸めます(猫背の状態)。

  • 次に、骨盤を前にグッと起こして、腰を反らせすぎない程度に伸ばします。 この前後運動を1日10回繰り返すだけで、寒さで固まった腰のインナーマッスルがほぐれ、血流が改善します。

「3つの首」を温める

首、手首、足首。この「3つの首」は皮膚が薄く、太い血管が通っているため、ここが冷えると冷たい血液が全身を巡ってしまいます。特に「足首」をレッグウォーマーなどで保護することは、腰痛予防に直結します。

入浴による深部加温

シャワーだけで済ませず、40度前後のお湯に10分〜15分、じっくり浸かってください。自律神経がリラックスモード(副交感神経優位)に切り替わり、筋肉の緊張が解けます。


3. 幸温灸院が提供する「季節の変わり目」専用の鍼灸治療

鳥栖市の幸温灸院では、季節の変動に負けない体作りをサポートしています。

お灸(温灸)による深部への熱注入

当院の「温灸」は、皮膚の表面だけでなく、深層の筋肉まで熱を届けます。特に腰痛に効く「腎兪(じんゆ)」や「大腸兪(だいちょうゆ)」というツボを温めることで、体の中から「冷え」を追い出します。お灸の熱は、血管を広げる物質の放出を促し、数日間持続的な血流改善効果が期待できます。

鍼(はり)による即効性の高い筋肉弛緩

「明日から仕事なのに、急に腰が痛くなって動けない」というような急性の痛みには、鍼治療が有効です。硬くなった筋肉に直接刺激を与え、マイクロトラマ(微細な傷)を作ることで、体が本来持っている「修復機能」を活性化させます。

自律神経の調整

腰そのものだけでなく、手足のツボや頭のツボを使って自律神経のバランスを整えます。これにより、寒暖差に振り回されない「疲れにくい体」へと体質を改善していきます。


4. まとめ:鳥栖・佐賀エリアで腰痛に立ち向かうために

佐賀県鳥栖市は、冬は冷え込みやすく、夏は湿気が多い地域です。このような環境では、季節の変わり目に体が受けるダメージも大きくなりがちです。

腰痛は体からの「無理をしないで」「温めて」というサインです。薬で痛みだけを消すのではなく、なぜ痛みが起きているのかという根本原因に向き合ってみませんか?幸温灸院は、東洋医学の知恵と丁寧な施術で、あなたの腰痛を「繰り返さない」ものにするお手伝いをいたします。


5. 季節の変わり目の腰痛 Q&A

Q1. 寒暖差による腰痛に、冷湿布と温湿布どちらが良いですか? A1. 季節の変わり目や冷えが原因の腰痛には、基本的に「温める」ことが正解です。冷湿布は急な炎症(打撲や捻挫など)には良いですが、血流が悪くて痛む場合には逆効果になることがあります。お風呂で温めて楽になるなら、温めるケアを選びましょう。

Q2. ぎっくり腰になりそうな予感がする時は、どうすればいいですか? A2. まずは安静にし、無理なストレッチは控えてください。そして、足首や手首を温めて全身の血流を良くしてください。その段階で鍼灸施術を受けると、大難を小難に抑えることができます。

Q3. 子供(小学生など)でも季節の変わり目に腰が痛くなることはありますか? A3. 最近は姿勢の悪さや運動不足により、子供でも腰痛を訴えることがあります。特にランドセルが重い、タブレット学習で姿勢が固定されるなどの要因が重なると、寒暖差が引き金となって痛みが出ることがあります。刺激の少ない「小児はり」や温灸も効果的です。

Q4. 雨が降る前に腰痛がひどくなるのはなぜですか? A4. 低気圧の影響です。気圧が下がると体内のヒスタミンという物質が増え、神経を刺激します。また血管が膨張して血流が一時的に乱れます。これも自律神経の調整で和らげることが可能です。

Q5. どのくらいの頻度で通えば「季節の変わり目」に強い体になれますか? A5. 体質改善を目指すなら、月に1〜2回の定期的なメンテナンスが理想的です。特に季節が変わる1ヶ月ほど前から集中的に整えておくと、寒暖差が激しくなっても痛みに悩まされにくくなります。

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