「妊活と冷え性」授かり体質への近道は「お腹と足元」を温めること
「手足がいつも氷のように冷たい…」 「平熱が低くて、なかなか高温期が安定しない」
妊活中の方から最も多く寄せられるお悩みのひとつが、「冷え性」です。 「冷えは万病の元」と言われますが、妊活においては特に、赤ちゃんを授かるための大切な機能を停滞させてしまう原因になります。
今回は、冷えが妊活に与える影響と、今日からできる「温活」のポイントをお伝えしますね。
1. なぜ「冷え」は妊活に良くないの?
体温が低い、あるいは血流が悪い状態が続くと、妊活にとって以下のようなデメリットが生じやすくなります。
● 卵巣に栄養が届きにくくなる
卵子を育てるためのホルモンや栄養は、すべて「血液」に乗って運ばれます。体が冷えて血管が収縮していると、卵巣へ十分な血液が届かず、卵子の成長を妨げてしまうことがあるのです。
● 子宮内膜が厚くなりにくい
「ふかふかのベッド」と言われる子宮内膜も、血流が豊富であってこそ厚くなります。冷えによって血流が滞ると、内膜が薄くなり、着床しにくい環境になってしまいます。
● 自律神経の乱れ
冷えは自律神経を緊張させます。自律神経と女性ホルモンの司令塔は脳内の同じ場所(視床下部)にあるため、冷えによる緊張がホルモンバランスの乱れを引き起こすこともあるのです。
2. 由紀子先生おすすめ!今日から始める「3つの温活」
① 「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」を徹底する
上半身は薄着でも、足元とお腹は絶対に冷やさないのが基本です。
- レッグウォーマー: 足首には冷えに効くツボ「三陰交」があります。ここをガードするだけで体感温度が変わります。
- 腹巻き: 1年中、腹巻きをすることをおすすめします。内臓(子宮・卵巣)を直接温めることができます。
② 飲み物は「体温以上」のものを
冷たい飲み物は胃腸を一気に冷やし、その周りにある子宮への血流も奪ってしまいます。
- 白湯やノンカフェインのハーブティーなど、温かいもの、あるいは常温のものをゆっくり飲む習慣をつけましょう。
③ 鍼灸で「内側から」熱を生む体へ
セルフケアを頑張ってもなかなか温まらない…という方は、体のエネルギー(気血)が不足しているかもしれません。 鍼灸治療は、ツボを刺激することで血管を拡張させ、自律神経を整えることで、自分自身の力で熱を生み出せる「燃焼しやすい体」へと変えていくサポートをします。
3. 由紀子先生からのメッセージ
冷え性は、あなたの体が「もっと労わって!」と出しているサインです。
40代からの妊活や、忙しい毎日を送っている方は、気づかないうちに体が「戦闘モード」で冷え固まっていることがよくあります。 お風呂にゆっくり浸かったり、お灸でじんわりツボを温めたりする時間は、体だけでなく心も解きほぐしてくれます。
「温かい体」は、赤ちゃんにとっても、あなた自身にとっても、一番心地よい環境です。 一人で悩まず、一緒に「ぽかぽか授かり体質」を目指していきましょう!