「妊活温活」赤ちゃんを育む「ふかふかのベッド」を作るための温め習慣
「妊活を始めたら、まずは冷え性を治さなきゃ」 「温活って、ただ厚着をすればいいの?」
妊活中の方にとって、「温活」はもっとも身近で、もっとも大切なセルフケアのひとつです。 赤ちゃんという「新しい命の種」が芽吹くためには、お母さんの体(子宮)がポカポカと温かく、血流が豊かな「ふかふかのベット」である必要があります。
今回は、なぜ温活が妊活に必要なのか、そして今日からできる具体的なポイントを由紀子先生が解説しますね。
1. なぜ「冷え」は妊活の大敵なの?
私たちの体は、寒さを感じると命を守るために、脳や心臓などの重要な臓器へ優先的に血液を送ります。その結果、生殖器である子宮や卵巣への血流が後回しにされてしまうのです。
体が冷えて血流が滞ると、以下のようなリスクが高まります。
- 卵子の成熟不足: 卵巣に十分な栄養やホルモンが届きにくくなります。
- 着床率の低下: 子宮内膜が厚くならず、受精卵が着床しにくい「硬いベッド」になってしまいます。
- ホルモンバランスの乱れ: 自律神経が緊張し、排卵周期が不安定になる原因に。
2. 効果的な「3つの温活ポイント」
① 「3つの首」をガードする
太い血管が通っている「首・手首・足首」を温めると、温まった血液が効率よく全身を巡ります。 特に足首の内側には、女性の健康に欠かせないツボ「三陰交(さんいんこう)」があります。夏でもサンダルで冷やさず、レッグウォーマーを活用しましょう。
② 内臓を直接温める「腹巻き」
子宮と卵巣のすぐ上にあるお腹を温めることは、ダイレクトに効果を発揮します。 おすすめは、蒸れにくくじんわり温まるシルクや綿素材の腹巻き。24時間つける習慣を持つだけで、基礎体温の安定に繋がります。
③ 「飲み物」の温度を体温以上に
冷たい飲み物は胃腸を一気に冷やし、隣接する子宮の血流も奪います。 朝一杯の白湯(さゆ)や、生姜入りの紅茶など、内臓を内側から温める飲み物を選びましょう。
3. 鍼灸とよもぎ蒸しで「深部」からアプローチ
セルフケアを頑張ってもなかなか温まらない…という方は、体の深部が冷え固まっているサインかもしれません。
- 鍼灸治療: ツボを刺激して自律神経を整え、自分自身で熱を生み出せる「燃焼しやすい体」に変えていきます。
- よもぎ蒸し: 薬草の成分を含んだ蒸気で、子宮を直接温めることができます。生理後のデトックスにも最適です。
4. 由紀子先生からのアドバイス
温活で一番大切なのは、「心地よさを感じること」です。
「冷やしてはいけない」と神経質になりすぎると、そのストレスで血管がキュッと縮まってしまいます。 お気に入りの入浴剤を使ったり、可愛い靴下を履いたり。あなたが「あぁ、気持ちいいな」とリラックスする瞬間に、血流はもっとも良くなります。
あなたの体が温まることは、未来の赤ちゃんへの一番優しいギフト。 まずは今日、湯船にゆっくり浸かることから始めてみませんか?