元モー娘。の辻ちゃんが5人目を妊娠されたことが、記事になりましたね。
辻ちゃんの長女はもう大人になっていて、お母さんそっくり。はじめ、妊娠された記事を見た時に、長女を辻ちゃんと勘違いして見ていて変わってないねと言ってたら、娘だったという・・・
もちろん親子なので、よく似てますね(笑)
東洋医学の目線より、不妊治療について書いていきます。
東洋医学において、妊娠の舞台となる場所を胞宮(子宮の事)といいます。また妊娠に直結する働きに密接な関係となるのが、腎です。厳密に言うと腎臓とは違いますが、西洋医学で言うところの腎臓がやっている働きも含まれます。
腎の働き
・水分の調整:体内を回った水分を管理し、不要になったものを尿として排泄し、まだ使えるものをリサイクルする。西洋医学と同様(水分代謝がうまくいかないとむくみを起こす)
・成長と発育:その名の通り、成長や発育に関与する(腎が不調だと、発育不良や先天性の病気などを起こすことも)。また、新しい生命を生み出すことにも関わります。
・全身の温度調整(生きていること)に関与:全身を温めたり、冷やしたりすることをサポートする。腎が無くなると、死んでしまうという考え方もここからきています。ちなみに、ドラゴンボールに出てくる亀仙人の年齢は、ドラゴンボールZ終了時で354歳だとか。腎のパワーをうまくコントロールできてる証拠です(笑)

腎をサポートするのは何??
いろんな臓腑(内臓)が腎をサポートしています。
肝・脾です。ざっくりしたサポート内容をご紹介します。
肝:疏泄(そせつ)というものがあり、動きをスムーズにする働きです。腎に蓄えている精を身体の各部位に運ぶ時や体温を上げることをスムーズに出来るようにサポートしています。
脾(ひ):脾で消化吸収した栄養を、腎に送っています。腎には、「精」というエネルギーの源があるのですが、貯金と一緒で使うと無くなります。脾が吸収した栄養(エネルギー・精)を腎に送って、「精」が無くならないようにしています。
妊娠しずらい今の世の中(不妊治療が増えている理由)
2022年4月より不妊治療が保険診療に含まれるようになりました。また当院にも多くの方が通われています。
なぜ今の日本では、そうなっているのか?
晩婚化により初産婦(しょさんぷ)やプレママの年齢が高くなっています。西洋医学的なことを言えば、この状況は卵子の残り数が少なくなっていて、妊娠をしずらくなってしまっています。20歳の時とは、母体も卵子も状況が違うということですね。
では、東洋医学の視点で見たらどうなの?
元モー娘。辻ちゃんの話で出ていましたが、4人目の出産後長いこと不妊治療をしていたそうです。薬の副作用に悩まされてお仕事に影響もあったようですね。
東洋医学の観点で見ていきます。
東洋医学では、子供を産むたびに「精」を奪われてしまうんです。「精魂尽き果てた」・「受精」・「精神統一」・「精子」・「精力」などいろんな「精」がありますね。ここで最も適切な「精」は何だと思いますか?「受精」ですね!!「精子」と「卵子」が出会って「受精」が起こり、生命が誕生しますね。受精のエネルギー源として、母親の「精」を奪ってしまうんです。
出産後、白髪が増えた・抜け毛が増えた・歯の調子が悪い、このような症状はありませんか?すべて腎の働きが弱まったことによるものなんです。
上にも書きましたが、腎の働きに成長と発育があります。「精」が減ってしまうことにより、生命を生み出すことが難しくなってしまうんです。
でも昭和の頃のお母さんは、たくさん産んでたよね!!
はい。そうなんです!!
私(43歳)の祖母くらい(戦後まもなく)の世代の頃は、5人や10人なんてよく聞く事だったみたいですね。
そのころの方たちは、若い時から妊娠出産を繰り返していました。また授乳期間もあります。医学的にも妊娠や授乳の期間は、排卵が起きません。つまり、卵子の数があまり減っていかないんです。子だくさんお母さんのテレビ取材も依然良く行われていましたが、同じような状況ですね。
じゃあ、たくさん産んだことによって「精」は減っているじゃないか??ってなりますね。もちろん「精」は減っているのですが、その頃の食事内容は日本人にとって最も良い状況にあったと思います。カロリーや栄養バランスなど、今の方が良いじゃないか!!と言われそうですが、戦後の食事には「粗食」という日本人に最適なものがあったと私は思います!!
まとめ
晩婚化という現実(事実)は変えようのないことです。
でも食事を変えることは、いくらでもできます。近年、欧米化の影響により肉(動物性たんぱく質)の摂取量が増えました。また、食物繊維の摂取量は減りました。このような食生活が、現代日本人に与える影響というものはとても大きいと思います。また、ヒトは口から入れたものでしか、栄養を取ることが出来ません。この事実をよく考えていかなければならないと思うんです。
ひと昔のような「粗食」に立ち戻り、具沢山な味噌汁とごはんを主体とした食事にしてみることを考えてみてはいかがですか?
最後に、粗食に重要な言葉を書きたいと思います。
「まごわやさしい」
ま:豆、ご:ゴマ、わ:わかめ、や:野菜、さ:魚、しいたけ、い:イモ
このような食材を、旬のときに食べる。これが一番重要だと思います!!
栄養摂取をサプリなんかに頼っちゃいけませんよ!!
幸温灸院
河口弘幸